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>IPSG会員インタビュー 内野隆生先生をアップしました!
今回のインタビューは、内野隆生先生です!
IPSG入会のきっかけなどをお伺いいたしました。
IPSGでの勉強会に参加するにつれて、最善の治療をお伝えすることができるようになったとインタビューでお答えいただきました。
●IPSG に入会したきっかけ
IPSG への入会は、2013 年に大阪で開かれた日本老年歯科医学会で稲葉先生とお会いできたのが始まりです。
当時地元にて、飯塚IPSG 会長の下でラビリントレーナーを用いた介護予防の研究事業を行っておりましたが、研究成果を学会で口頭発表することになりました。
ラビリントレーナー(現在は改良してエントレ)は、稲葉先生が発明した口腔機能改善のための総合トレーニング器具ですが、私のつたない発表を稲葉先生が聴いて下さり、夕食までご一緒させていただきました。
当時はまだIPSG について何も知りませんでしたが、稲葉先生のお話を聴いて直感的に入会することになりました。
●IPSG で学んだ後の変化
勉強会に参加する度に日々の診療が変わっていくのが実感できます。
最も変化してきたのが、身体全体を診ながら診療しようと努力するようになったことです。
顎関節の状態も睨みつつ噛み合わせ全体からみてどう治すかを学べるのが最大の収穫です。
もちろん、ドイツ式入れ歯、テレスコープ義歯を学んで患者様に提案できる選択肢も増え、総入れ歯も同時印象法により精度が全く異なるため金属床でなくても非常に質の高い入れ歯を作ることができます。
●稲葉先生、IPSG について
学生時代に大学病院で大勢の開業医に囲まれながら診療する稲葉先生の姿は拝見していました。
何を熱心にのぞき込んでいるのかさっぱり謎でしたが、今になってみると納得です。
稲葉先生オリジナルの画期的な治療法には驚かされるばかりですが、お話を聴いているとその土台に膨大な研究の知識が横たわっているのを感じることができます。
臨床見学での患者様との接し方や診療スタイルも大変参考になりますが、山菜取りに連れて行って頂いたりキノコ汁などの美味しい手料理をご自宅で振舞って下さったりと人生の楽しみ方も教わっております。
IPSG については、皆様とてもフレンドリーで暖かく迎い入れてくれます。
会長の飯塚先生は、小児の口腔育成から要介護者の口腔リハビリまでビックリする改善症例を数多くお持ちです。
受講生を独りぼっちにできない性分で柔らかな雰囲気で包んでくれます。
岩田先生は稲葉先生の臨床に最も精通され質問すると本当に親身になって考えて下さる頼りになる副会長です。
一緒に勉強する先生方も大変優秀で人間性も豊かなので教わるばかりで恐縮ですがつい質問してしまいます。
IPSG は技工士の先生も多く参加している稀有な勉強会です。
作り手から直接教えてもらえる機会はとても貴重ですし、ネットワークも広がると思います。