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IPSG認定医院

IPSG 包括歯科医療研究会 専門の歯科医師が入れ歯のお悩み解決

目黒歯科医院

目黒歯科医院

「顎位を正しく」王道を学んで、いま見える治療のゴール

電話
0283-62-1125
住所
栃木県佐野市田沼町289-4
診療時間
  • 9:00 〜 11:30 / 14:30 〜 18:00
  • 休診日: 木曜日・日曜日・祝日

院長目黒 伸行

まず患者さまの希望をよくお聞きする。そして良いと思う方法を複数、どれかひとつだけをお勧めするのではなく公平に、それぞれの長所・短所を説明し、患者さま自身に治療方法を選んでいただくのが目黒先生の治療スタンス。そして更に十年、二十年先のことも見据えたさまざまな選択肢を提供できるよう、日々研鑽を積んでいます。

患者さまに伝えたいことは何ですか?

歯は毎日の生活に欠かせない、いや生きていくうえで絶対に必要な心臓や胃腸などの臓器と同じ、と言ってもよいのではないでしょうか。もっと自ら大切にしていただきたいと思っています。人任せにしてしまうのではなく、興味をもっていただきたいとも思っています。歯を通して全身の健康を、自分の身体の大切さを理解していただきたいのです。

歯を悪くしたということは、歯のみならず自分の身体そのものを悪くする原因を作ってしまったと言っても過言ではありません。自分の身体の一部をある意味壊してしまったようなものですから、そのことに対しては、あなたも責任を果たす必要があるのではないでしょうか。治癒に見合う投資もしていただきたいと思います。

アメリカでは、歯を失う事は手足の指を失う事と同じくらいに大変な出来事であり、日本人の歯に対する価値観とは随分とかけ離れています。例えばあなたの手足の指が事故で失われそうになっていたとします。その指を救えるだけの価値が、同じように失われそうな歯を治療する価値と同じだという考えです。価値観は国・人それぞれだとは思いますが、今までの自分達の価値観を見直す必要もあるのではないでしょうか。

そして、わたしも責任をもって治療いたします。頑張っておられる患者さまに寄り添い、必要十分なカウンセリングをさせていただき、ひとりよがりではない治療をしたいと思っています。

そのためには、常に研鑽を積みながらそれ相応の能力を身に付けていかなければいけない。そう思っています。なるべくご自身の天然の歯を大切にしていただきたいですし、わたしもできる限りの手段を用いて、患者さまの歯を残せるよう、力を尽くします。

「IPSG包括歯科医療研究会」で学んで、変わった点はどんなことでしょうか?

自分の中に明確な物差しができ、自信をもってお口の中全体の治療ができるようになったということです。それは顎位(噛み合わせの位置)を正しくする方法を学んだからにほかなりません。これまでにも顎位の位置の求め方は学んできましたが、「IPSG包括歯科医療研究会」では、より明確に的確に、そして実践的に、正しい顎位の求め方を身に付けることができました。

「木を見て森を見ず」という言葉があるように、顎位を整えることは歯科治療の王道であり、その視点が無いのは全体が見えない状態で治療するようなものです。入れ歯治療やインプラント治療とかはあくまで枝葉の部分であり、幹は顎位だと思います。

皆さんが普段噛んでいる噛み合わせの位置は後天的に決まっていくものであり、それは多少の差こそあれ、ほぼ「ずれ」が生じているものです。そのずれにより歯にストレスがかかって、ひびができて、そこに細菌が入り、虫歯になるリスクが高まります。さらに、歯周病も悪化させてしまう可能性があるのです。

多くの歯科医が気づいていない、噛み合わせの不具合による全身への悪影響と、その修正治療の重要性を深く理解できました。そのことで、あなたにとって今すべき治療は何なのかが明確になり、治療をする必要性の有無や、その優先順位まで的確に判断できるようになったのです。それにより明確な目指すべきゴールと、そこへ近づいていくための的確な治療ができるようになりました。

顎位(噛み合わせの位置)を正しくするといった基礎がしっかりとできることで、その先にある入れ歯治療、インプラント治療などへの治療精度が格段に上がるようになったのです。裏返せば、顎位の定まらない歯科治療は、治療と言いながら身体を壊す事にもなりかねません。とても怖い事なのです・・・。海外と比較して日本の歯科医療が、患者様からあまり信頼が得られていないのも、そこが大きな原因かもしれません・・・。

入れ歯でも、インプラントでも、基礎の部分は変わらないのでしょうか?

はい、変わりません。正しい噛み合わせを作る事が基礎であり重要なのです。どんなに優れた入れ歯やインプラントでも、噛み合わせが悪ければ、良く噛めないばかりか全身の健康にも害を及ぼすのです。症例によっては、入れ歯治療とインプラント治療の併用もありますし、それらが対極にあるものとは思っていません。どちらも、患者さまが望む治療法の一手段だと言えます。

歯科業界は「インプラント治療が最新で最善の治療法」みたいな風潮がありますが、それは完全に間違った考えです。どんな治療法にも利点があり欠点もあるのです。入れ歯もインプラントも万能ではないのです。

どちらかを患者さまにおすすめするのではなく、あくまで公平公正な立場で患者さまにカウンセリングさせていただきます。その結果、当院ではインプラント治療を選択されない方が多いのは事実です。特に70歳くらいの患者さまを境にして、インプラント治療は敬遠されがちです。

そもそも怖い外科的治療を望まれないことや、メンテナンスに対してのリスクを懸念されるなど理由は各々ですが、それぞれの長所短所もお話ししながら、患者さまに率直なカウンセリングをさせていただくなかで、わたしの医院では30~40代の方でも圧倒的に入れ歯治療を望まれる方のほうが多くなりました。実は、私の母も歯科医なのですが、64歳で下アゴにインプラント治療を選択しました。経過は良好です。しかし、78歳で上アゴの治療時には本人の希望で入れ歯を選択しました。現在、80歳です。入れ歯を上手に使いこなしていますよ。冷静に考えれば、外科処置が好きな方はいませんから・・・。

私は臆病なので、自分ならインプラント治療は積極的に受けたいとは思いません。だから、患者さまが慎重になる気持ちもよく解ります。でも、治療は得意です。

あなたがどうしても望むなら、80歳でもインプラント治療は可能ですよ。

患者さまへの説明で工夫されている点はありますか?

患者さまにメリットもデメリットもご理解いただき、患者さま自身が納得ゆく選択をしていただけるように心掛けています。

患者さまが何を望まれているのかをお聞きして、「こういう選択肢もあります。ああいう選択肢もあります」と、幅広くご提案しながら良いと思う方法を提示します。たとえ患者さまのご希望の治療方法であっても、それが患者さまにとって有益とならない治療の場合ははっきり出来ないとお伝えするようにしています。患者さまのほうがわたしには言いにくいようなことは、スタッフに伝えてもらうようにしています。

それぞれ、みなさんの限られた可能性の中で、将来のことも見据えて、より良い方法を考えます。たとえば60歳くらいの患者さまなら、今インプラントにしても、もう1回再治療になる可能性が高い場合、15~20年後にまた再治療することになるかもしれないことをしっかりとお伝えします。その時再び治療ができるのかどうか、どんなリスクが考えられるか、あらゆる可能性を想定した上で、ご本人がどうされたいのかをおたずねします。今後の生涯で歯科にかけられるトータルの予算の中でどうすることがベストなのかも、カウンセリングいたします。

長い目で治療に対してどう向き合うのかを、一緒になってお考えいたします。

正しい顎位にもっていくと、患者さまにはどんな効果が出ますか?

噛み合わせが正しくなると、単に虫歯や歯周病がよくなるだけではありません。めまいや肩こりがなくなったり、胃腸の調子がよくなったりします。結局、噛み合わせが正しくないと、あちこちがゆがんでくるんですよね。

人間は地面と直角に足をあわせて、まっすぐ歩くようにできています。噛み合わせがずれて頭が傾いていると、目の位置が地面に対して平行でなくなり、それを補正しようとして肩や腰でがんばってしまい、あちこちに無理がかかってしまいます。

噛み合わせを正すことで体のゆがみがなくなり、結果、随所が改善するケースは多々あるんです。不定愁訴と呼ばれる原因不明の身体症状が、噛み合わせの調整をしたら消えたなどといった事例は珍しくありません。身体の歪みからどこかの神経が圧迫され、その神経に支配されている臓器に症状が出てしまうのです。思いもよらない症状が出るのです・・・。黄体ホルモンが上昇して、不妊症が治った女性の患者さまもいらっしゃいますよ。

より良い治療を提供するために、医院で工夫されている点はありますか?

客観的にみて、良いと思う機器や診察台を揃えています。診察台はドイツ製のトップブランドのものを、歯を削る器具の先端も最高級のものを揃えています。

インプラント治療には専用の手術室を用意しています。手術を行うのですから、個室の手術室があってしかるべきだと思います。密閉されて粉塵のない、衛生的な環境は欠かせません。以前、新聞で「歯科医院の7割が、歯を削る器具の使い回しをしている」と報道されました。裏を返せば、歯科治療の特性で細かな治療器具が無数にあり、現在の低い保険診療報酬の中では、簡単に器具を使い捨てに出来ない裏事情もあるのです。経営が苦しくなれば、医療なのだから、やって当たり前という事すらできない現実もあるかもしれません。ある意味、治療技術を高めるよりも難しい課題です。

当院では、歯科医院では導入されていない大型の滅菌器や、歯を切削する器具も大量にストックして、効率化を図り安心、安全な医療の提供につとめています。

また、非常に技術レベルの高い技工士が常勤していることが、当院の大きな強みでもあります。かつて、政財界のお歴々が通っていた有名歯科医院で十年間勤めた経験のある技工士で、品質の高いものを作ってもらっています。チーム全員で患者さまにベストのものを提供したいと思っています。

本当に良い歯科治療は決して安いものではありません。しかし、自分の健康を守るためにはそれなりのコストはかかるものだと思います。そして、それだけの治療を提供するために、良い機器を揃え、優れた技工士と共に、わたし自身も常に学び続けたいと思っています。

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