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IPSG認定医院

IPSG 包括歯科医療研究会 専門の歯科医師が入れ歯のお悩み解決

佐藤歯科矯正歯科医院

佐藤歯科矯正歯科医院

仙台と東京で。
父子で高め合いながら学んできた入れ歯治療

電話
0223-33-0355
住所
宮城県亘理郡亘理町中町東192-1
診療時間
  • 9:00 〜 12:30 / 14:30 〜 17:30
  • 土曜日: 9:00 〜 12:00
  • 休診日: 日曜日・祝日

院長佐藤 孝明
非常勤佐藤 孝仁

入れ歯など質の高い治療が受けられると、仙台市や他県からも患者が来院する「佐藤歯科矯正医院」(宮城県亘理)。院長の佐藤孝明先生は、宮城県から稲葉先生の元に通い研鑽を積んだというベテランドクター。その背中を見て育ち、今は稲葉歯科で入れ歯治療の第一線に立つのが、息子の孝仁先生。お互いに学び合う良いライバル関係というお二人に、入れ歯治療や歯科治療に対する思いを語っていただきました。

患者さまへのメッセージをお願いします。

【孝明先生】当院では「こんな田舎で、東京の高度な義歯治療が受けられる」と驚かれることが多いのですが、東京でも地方でも、本来、医療は同じであるべきで当然のことだと思うのです。歯は体の中ではとても小さな臓器ですが、本当に大切な臓器です。私の歯科医師としての使命は、一人でも多くの方に喜んでいただくことと考えています。これまで、培った知識や経験で、地域の皆さまの健康的な日常生活を守り、信頼関係を育み、今後も患者さまの生活をしっかりと支えられる歯科医院でありたいと願っています。

【孝仁先生】今、取り組もうと考えているのは、私たちが学んできたことを研究会以外の歯科医師にも伝えていくことです。多くの歯科医師に発信していくことで、そのまわりの患者さまを幸せにすることができます。父の世代ができなかった、まわりの先生たちへの発信を実現することで、もっと多くの患者さまに将来を考えた質の高い歯科治療を提供し、歯に困っている方の力になりたいのです。微々たる力かもしれませんが、歯科医療の未来に貢献したいと考えています。

診療をされるうえで、どのようなことを大切にされていますか。

【孝仁先生】入れ歯治療で重要なことは、一生一義歯として半永久的に使えるように長持ちすること、修理ができるということ、そして患者さまとの信頼関係だと考えています。「IPSG包括歯科医療研究会」ドイツ式入れ歯の治療を手がけていると、言わば“病肉”と“病気”に悩まれている患者さまが多いことがわかります。病肉という言葉はありませんが、“病肉”というのは、虫歯や歯周病など肉体が病んでいることと考えています。“病気”は、「歯科医師に話を聞いてもらえない」「一生懸命通院しているのに治らない」「なかなか合う入れ歯が見つからない」などと悩まれていることです。ですから、“病肉”を治すとともに、患者さまのお話をじっくりお聞きして、思いを受け止め、“病気”を治していくことが必要です。精神的な面からもサポートし、治療が終わったときに満足し幸せを感じていただき、将来的にも歯のことで悩まない人生を送っていただけるようにしたいと考えています。

佐藤歯科としてのこだわりや特徴を教えてください。

【孝明先生】患者さまにとって最善の治療を提供するために、最も大切なのはカウンセリングだと考えています。なぜなら、まず患者さまのお気持ちやご要望を伺わなければ治療の方向性や内容を決められませんし、じっくりと話合うことで患者さまとの間に信頼関係を築いていきたいと考えているからです。特に入れ歯治療の場合は、患者さまへの説明を重視し、「今まで持っている入れ歯の概念を捨ててほしい」「入れ歯だと思わないで、臓器の一つと思ってほしい」とお伝えしています。医院としてのこだわりは、やはり院内歯科技工士ですね。今も歯科技工士が2人在籍し、「IPSG包括歯科医療研究会」ドイツ式入れ歯をはじめ、精度の高い歯科技工に取り組んでいます。

【孝仁先生】「IPSG包括歯科医療研究会」の中でも院内に歯科技工所があるのは、稲葉歯科医院とうちだけなんですよ。今の時代、院内に歯科技工士を常駐させることはコストもかかりますが、父の思いがそれを上回っているのです。もう一つのこだわりは感染予防対策です。特に歯を削る器械などは、患者さまごとに取り替えて内側までそれ専用の洗浄器で滅菌しています。感染予防対策は患者さまには見えないところですが、歯科医院が最も大切にするべきところという思いは、私も共有しています。

入れ歯治療に取り組まれるようになった経緯を教えてください。

【孝明先生】高校3年の時に病気をしたことをきっかけに、医療系に進みたいと思い、受験勉強を進めるうちに歯科医師の仕事に魅力を感じて神奈川歯科大学に進みました。実際に学び始めてみて、歯科医療で求められるのは何よりも正確な技術であり、薬を投与して治すのではなく、自分の技術で病気が治せるといったまるで職人のような世界に夢中になり、学ぶことが楽しくなりました。ところが、とにかく早く診療を手がけたいとの思いから、大学卒業後すぐに開業しましたが、そこからは想像もしていなかった苦難の連続でした。臨床の現場では大学で学んだ知識だけでは役に立たず、とにかくもっと勉強をしなければと、毎週のように東京までさまざまな研修に通いました。

その中で出会ったのがドイツ式入れ歯「テレスコープデンチャー」です。それまでの入れ歯の欠点を克服するような新しい技術に夢中になり、文献から独学で勉強を続けましたが、残念なことに周りに対応できる歯科技工士が見つかりませんでした。かと言って従来の入れ歯治療では限界があり、患者さまに申し訳なくて、私は入れ歯治療をやめようかと思い詰めていました。

そんな時に、たまたま参加した総入れ歯の勉強会で、「テレスコープデンチャー」を日本に紹介された稲葉繁先生とお会いしたのです。私にとって天の配剤とも言うべき、稲葉先生と出会い、「ここで諦めてはならない」との思いを新たにし、稲葉先生に入れ歯治療を学びながら、院内に技工室を設けて歯科技工士を育てることからスタートしました。ですから、稲葉先生とのお付き合いは30年以上になりますね。

稲葉先生との出会いはとても大きかったのですね。

【孝明先生】入れ歯に求められる条件を満たし、しかもオリジナリティにあふれている「IPSG包括歯科医療研究会」ドイツ式入れ歯は素晴らしいと感じました。入れ歯は、単に長持ちすればよいというものではなく、リペア(修復)できることが重要です。リペアすれば、同じものを使い続けられるから患者さまの負担が少なくてすむのです。そして、稲葉先生は特別な技術を持っていると思われがちですが、「IPSG包括歯科医療研究会」ドイツ式入れ歯は確かな理論に裏付けられた技術の積み重ねが基本ですから、しっかり学んでいけば習得できます。しかし「IPSG包括歯科医療研究会」で学んでも、「地元にはニーズがない」「技術的に難しい」と導入を諦める先生も多かったのです。私も、院内歯科技工士が育つまでは経営的に厳しく、歯科医師としては大きな覚悟が必要でした。幸い、私の場合は根管治療や矯正治療なども学んでおり、患者さまも多く来てくださるようになっていましたから、「IPSG包括歯科医療研究会」ドイツ式入れ歯へのチャレンジも続けることができました。

孝仁先生は、入れ歯治療とどのように出会われたのですか。

【孝仁先生】私は、学生時代から、父も学んでいた「IPSG包括歯科医療研究会」に参加していました。大学卒業後は研修医として東北大学大学院歯学部に在籍していましたが、東日本大震災直後も不足していたガソリンを貯めて、東京まで研修会に来ていました。また歯科医療を学んでいくうちに、インプラントに適応しない方や、インプラントが合わなくて困っている方が多いことを知り、入れ歯治療の重要性を痛感し、極めていくほど入れ歯治療が好きになってきました。そんな時に由里子先生に声をかけていただき、これは、自分に与えられたチャンスだと感じて稲葉歯科に就職しました。

私は、ドイツ式入れ歯技術はもとより、「患者さまのために最善を尽くす」「すべては患者さまのために」という稲葉繁先生の歯科医師としての哲学も尊敬しています。そして、昔からの技術を積み重ねて、診査診断を大切にしたうえで、将来に向けてのシステムを作ろうとされているところにも感銘を受けました。高い診療理念と高い診療技術の両方を兼ね備えた稲葉先生の歯科医療を学びたかったのです。「IPSG包括歯科医療研究会」ドイツ式入れ歯は、あくまでもその中の一つだと考えています。

ところで、お二人の親子関係などについても教えてください。

【孝明先生】息子に対しては、口には出しませんでしたが、歯科医師になってくれればいいなと思っていました(笑)。患者さまに長く使い続けていただく入れ歯だからこそ、私が引退した後は息子が診てくれると思うと心強いですからね。私も息子も患者さまを幸せにしたいという思いは共通していますので安心して任せていきたいと思っています。私が教えることもありますが、教わることもあります。息子は稲葉先生のもとで常に最新の知識や技術が学べるわけですから、うらやましいところはありますね(笑)。

【孝仁先生】父とは、よい関係のライバルですね。父と同じ仕事につくのは、ある意味七光りですが、歯科医師という仕事も「IPSG包括歯科医療研究会」も素晴らしい七光だと思ったので、しっかり吸収させていただいています(笑)。私は、父が学んできたものを吸収して、その上でもっと向上して、患者さまに還元していきたいと考えています。ですから、休みの日も研修会に参加しています。ドイツ式入れ歯治療だけでなく、歯科医師として総合的に診察ができるように、成長を利用した小児矯正治療などにも力を入れております。父も矯正治療に力を入れてきましたから、将来を見据えて学んでいます。

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