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IPSG認定医院

IPSG 包括歯科医療研究会 専門の歯科医師が入れ歯のお悩み解決

ひかり・歯科クリニック

ひかり・歯科クリニック

歯科医師としての拠り所になったIPSGとの出会い。

電話
0473-46-0008
住所
千葉県松戸市新松戸3-274-2 1F
診療時間
  • 10:00 〜 19:00
  • 休診日: 木曜日・日曜日・祝日

院長岩田 光司

JR新松戸駅(千葉県)近くで、地域の住民はもちろん、専門的な入れ歯治療や顎関節症治療を求めて遠方からも患者が訪れるという「ひかり・歯科クリニック」。院長の岩田光司先生は「IPSG包括歯科医療研究会」副会長を務め、歯科医師向けのセミナーで講演を行うなど多方面で活躍されています。おだやかな語り口の中にも、歯科治療に対する熱い思いが伝わってくる、頼もしい歯科ドクターにお話しをうかがいました。

患者さまへのメッセージをお願いします。

私は「IPSG包括歯科医療研究会」で噛み合わせの診断・適切な義歯治療・顎関節や筋肉の機能改善を学んできました。その知識や技術を生かして地域の患者さまのお役に立ちたいと考えています。口の中の病気は、患者さまご自身ではわからないもので、放置しても自然治癒することはありません。ですから、歯科医師は病気の大小にかかわらず治療法や手順、その予後を説明することが大切であり、何でも話し合える患者さまと医師の信頼関係が最大の疾患予防になります。しかし、多くの歯科医院では未だに十分な話し合いをせずにいきなり治療が行われています。言わばリフォームではなく建て替えを必要としている人に、部分的な修理を施しているようなものです。

私は、患者さまの要望や意見を聞いて診査や診断を行い、それに対する治療方法、将来の予想を話し合って計画を立てる本来の歯科治療を行いたいと考えています。そして、患者さまにももっとお口の中のことに興味と理解を持って歯科医師とよく話し合い、治療に参加していただきたいと考えています。「IPSG包括歯科医療研究会」での学びを生かし、より多くの方に質の高い良心的な治療をご提供することで、歯科医療や歯科医師のイメージをより良いものにしていきたいと願っています。

副会長を務められているIPSG包括歯科医療研究会の特徴は?

「IPSG包括歯科医療研究会」の特徴は、基本的な人間の顎の動きや噛み合わせを考えた義歯や被せ物の治療を行うことです。一度治したら、その方が人生をまっとうするまで使えるような設計を行い、その後も適切に対応していこうというのが、包括医療研究会の“包括”という意味です。義歯に着眼点が置かれていますがそれだけではなく、根本は機能を維持するためのお手伝いですから、見た目と裏側からの機能、噛み合わせを重視しています。ですから、「IPSG包括歯科医療研究会」のメンバーはフェイスボーと咬合器を使って咬合の診査・診断を行い、歯と顎関節の問題を具体的に説明することができます。咬合の診査・診断は保険診療の適用外であり、一般的な歯科医院では実施していません。しかし、義歯治療や顎関節症を含めて全ての歯科治療の術前術後の評価になるもので、とても重要なものです。そして、噛むことは高齢になっても心身の健康を維持するために重要ですから、高齢化社会に役立つ歯科医療を学ぶ場であると思いますね。

歯科医師を志したきっかけや経緯を教えてください。

私は手に職をつけ、なおかつ社会貢献できる職業につきたいと考えて歯学部に進みましたが、同級生の多くは歯科医師の子息であり、そうではない自分には歯科医師としてのバックグラウンドがなく、この世界で一人で生きていけるのだろうかと少し不安を感じていました。また当時の歯科治療については計画性がなく、その場限りの部分的な治療が中心で、将来的なことや全体のバランスを考えた治療がされていないのではないかと、疑問を感じていました。

そもそも口の中の機能は複雑です。頭部には五感など多様な機能が備わり、神経と骨、関節も集中しています。こうした歯科治療を受け続けていると、高齢になった時まで口の中の機能がうまく維持できるのだろうか、健康が保てるのだろうかと考えていたのです。

そんな時に稲葉繁先生と出会い、歯科治療は虫歯や歯周病など歯の悪いところを治すだけの医療ではなく、栄養を摂取して体の恒常性を維持する人間の基本的な機能に関わる重要な仕事であると、歯科医師という仕事の本質を学びました。

また、ちょうどその頃、宮大工であった祖父のことを調べる機会がありました。1本の釘も使わず後世まで残る神社仏閣を造るという、とても高度な技術を必要とする仕事に携わっていた祖父のことを知り、歯科医師の仕事に相通ずるものを感じたのです。

私も“歯大工”というか、超高齢化社会の中で、今だけではなく将来もずっと使えるような義歯や、健康を維持できるような計画的な治療を行うということは重要な仕事であると考えるようになりました。

そして、入れ歯を学ぼうと考えられたわけですね。

そうですね。一般歯科より、高齢者歯科や矯正治療など特徴ある分野に進みたいと考えていましたが、稲葉先生の考え方の奥深さに魅かれ、またちょうど超高齢化社会の問題がクローズアップされているところだったので、これからの時代に最も必要とされる分野ではないかと考えて「IPSG包括歯科医療研究会」ドイツ式入れ歯を学んできました。私にとって、稲葉先生の教えは、歯科医師としての拠り所、バックグラウンドになりました。こうした考えを広めたいと自分も歯科教育に携わりたい気持ちが芽生えましたが、すでに臨床の場に出ていましたので、「IPSG包括歯科医療研究会」で研鑽を積みつつ、開業の道を選びました。開業してみて、来院される高齢の方は従来のその場限りの歯科治療を受けていることが多く、噛み合わせや筋肉の動きに合っていない被せ物や入れ歯が壊れてきていることを痛感しました。超高齢化社会を迎える中で、「IPSG包括歯科医療研究会」での学びは、時代に求められているものだと改めて感じています。

では、先生の診療方針や医院の特徴を教えてください。

クリニックの名前は、岩田だと硬すぎるイメージなので(笑)、光司という名前から決めました。診療方針は、「IPSG包括歯科医療研究会」の理念に基づいた確実な治療、予後がよい治療を心がけ、カウンセリングルームで検査・費用や計画などをよく話し合い、納得していただいてから治療することです。「こんな歯科には来たことがない」とよく言われますが、医科では当然のプロセスですから、歯科でも当然のことだと考えています。そして、患者さまにリラックスし、安心して治療を受けていただけるように、落ち着ける環境づくりと万全の感染予防対策に力を入れているところです。患者さまに、「歯科医院がこんなに楽しいと思わなかった」と言われることもあり、嬉しく思っています。

治療に際しては、患者さまのご希望により、お口の中を上下・左右のブロックに分けて集中的な治療も行い、時間や回数を短縮し患者さまの負担を軽減しています。そして、咬合器による噛み合わせ診査機器と顎の運動機能診査機器の設備を備えて、顎関節症治療にも力を入れています。特にお年寄りの場合、顎関節に不具合があると物が食べられなくなり栄養を取ることができず、経鼻経管栄養や胃瘻につながることも少なくありません。しっかり噛んで食べることは健康を維持する基本ですから、人生の最後までしっかり噛んでいただけるように、顎関節の治療は重要だと考えています。

ところで、先生のプライベートについても教えてください。

最近は忙しく休みの日は家族でレストラン探訪をするぐらいですが、実は、スノーボードやスケートボードが好きなのです。日本では子供の遊びというイメージがありますが、海外では、どちらも子供から大人まで楽しめるスポーツで、プロとして活躍するアスリートもいて社会的に認められたスポーツなのですよ。なかなか時間はないのですが、10代で経験した仲間たちがまた集まって、練習しています。稲葉先生には、「かまぼこスポーツ」と言われているのですが(笑)、スケートボードもいよいよ東京オリンピックから競技種目に決まったので私たちは盛り上がっています。実はゴルフも含めて、球技は苦手なんです。子供の頃からドッジボールも苦手でしたし、バッティングセンターに行っても絶対に当たりません(笑)。動体視力が悪いのでしょうか。その分、体のバランスはいいのですよ。ケガしないように気を付けながら、ボードスポーツを楽しみたいと思います。

今後、どのようなことに力を入れていきたいとお考えですか。

歯科医師は、栄養の摂取という重要なお口の機能の治療をしています。虫歯や歯周病で歯を失ったりすると十分にこの機能を果たせません。今までの歯科医療はこの病気の一部分だけを断片的に治すことしかできませんでした。現在、超高齢化社会の日本では80歳以上の死亡原因に多い誤嚥性肺炎が増えています。これは歯の欠如によって噛むことや飲み込みが不全になり、不衛生も手伝って摂食咀嚼嚥下のバランスが崩れる歯科疾患が原因であることがわかってきました。これからの歯科医療はこの肺炎を起こさないように口腔バランスを整える治療と予防が必要ですが、まだ十分な対応はできていません。

「IPSG包括歯科医療研究会」で学んだ歯科医師は、噛み合わせの診断・適切な義歯治療や顎関節や筋肉の機能改善ができる知識があるので、この肺炎の予防治療ができます。私はもともと教育好きなので(笑)、ぜひ多くの歯科医師にこうした知識や情報を伝えていきたいと考えています。歯科医師とは社会に貢献でき、やりがいを感じられる創造的な職業であるということに、愛着や誇り・自覚を持っていただきたいのです。また世界でも最も早いスピードで高齢化の進む日本ですから、年をとっても自分で食べる楽しみを守り、また誤嚥性肺炎にかかることがないように、発信していきたいと思っています。

私はあまり目立つことは得意ではなく(稲葉歯科医院の)由里子先生のようなアピール力はないのですが(笑)、研究会の副会長として地道に歯科医師の立場を盛り上げていきたい。「IPSG包括歯科医療研究会」の理念や技術ももっと広めていきたいと考えています。

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