石川歯科医院
石川歯科医院
最後まで幸せな人生を送るために、元気なうちに良い入れ歯を!
- 電話
- 0868-54-3290
- 住所
- 岡山県苫田郡鏡野町吉原383-1
- 診療時間
- 9:00 〜 13:00 / 休診日: 日曜日・祝日
- ※現在午前中のみ診療しております。
- ※木曜日は休診となる場合があります。
院長石川 光伸
何に対しても真っ直ぐに、そしてひたむきにゴールを目指す姿勢で臨まれる石川先生。趣味でもあるマラソンに例えれば、患者さまにも人生のゴールに向かって最後までできる限り元気で幸せに過ごしてもらいたい···。その思いを胸に、ベストな治療を目指すため、最高の機器を揃えた医院にて日々腕を磨いています。
患者さまに伝えたいことは何ですか?
人生を幸せに過ごすために、「きちんとした入れ歯」を作ることを是非、おすすめしたいですね。
多くの方が入れ歯を我慢して使っています。入れ歯はこんなものなんだとあきらめながら使っている方がほとんどかもしれません。保険診療の範囲にとらわれることなく、やはり最善なものを作ることをおすすめします。噛み合わせの調整までしっかり対応した、あなたの身体の一部となり得る入れ歯。日々の食生活に深く関わる重要な「噛む」という行為を代行してくれる大切なものです。
本当に良くできた入れ歯は、見た目が入れ歯とわからず美しく、人前で大きく口を開けてしっかりと笑うことができます。そのような方は、生き生きと活発に元気に生活をされていらっしゃいます。
かつてのわたしにはできないことでしたが、今のわたしはその重要性や治療の仕方を知っているからこそ、お伝えしたいのです。
なぜ、ドイツ式入れ歯を学ぼうと思われたのですか?
虫歯があり歯周病があり、歯並びが悪く、噛み合わせが悪く、その他いろいろな悪い要素が複雑に絡み合った人は、単に型をとって入れ歯を作ってもうまくいきません。それを教えてくれたのが「IPSG包括歯科医療研究会」でした。
そこでは口の中の精密な型をとり、噛み合わせの中心点をとって咬合器という道具を使い、レントゲン等のデータを合わせてお口の中の総合的な判断をします。そうすることで、正しい噛み合わせを知ることができ、その正しい噛み合わせでドイツ式入れ歯を作っていきます。
そうして作られたドイツ式入れ歯は見た目も美しく、入れ歯とわかりません。安心してしっかりと食事ができ、人前で大きく口を開けてしゃべり、笑うことができます。身体の一部を思っていただけるような入れ歯なのです。そして私もその治療を学び、困っている人を助けたいと思ったのが、その理由です。
プライベートの時間はどう過ごされていますか?
マラソンが趣味です。北海道から沖縄までいろいろな大会に出て走りました。フルマラソンで完走後すぐに100㎞以上走るウルトラマラソンにハマりました。一番長い距離は萩往還マラニック大会の250㎞です。最初に挑戦した時は200㎞ちょっとで動けなくなり、リタイアしました。悔しくて、それからは毎月300㎞から500㎞走りこみ、翌年は無事に完走しました。整形外科の先生に止められるくらい故障も抱えましたが、鍛えて筋肉がつくと走れるようになるものですね。
ゴルフにも一時期ハマりました。でも、やがて「なんか足が地についてないなあ」と感じるようになり、「IPSG包括歯科医療研究会」に出合い勉強するようになって、ようやく地に足がついた気がします。そして、すっかりプライベートの時間も治療のために使ってしまうようになりました(笑)。
プライベートの時間に、治療のための何をされているのですか?
技工、つまり入れ歯を作ったりすることが、プライベートの時間の楽しみな過ごし方ですね。
通常、歯科医は「型」をとったら、それを技工士さんに渡して制作を依頼し、それを患者さまの口に装着するだけです。けれど、今わたしは「型」をとったら、自分がある程度のところまで作り、患者さまの口に装着し調整してみて、「ほぼ、これでいける」というところまでにやってから、技工士さんに渡しています。
自分でやれるところを全てやってみると、今まで見えなかったところが見えてきます。自分で作ったものが患者さまに合わなかった場合、その原因を直に考えられるようになりましたね。そうすると、次第に原因もわかるようになってくるんです。それを技工士さんに伝えることで完成度が高くなります。そして技工士さんと話し合いながら作るようになると、技工士さんがこれまでは言わなかった細かなところの話をしてくれるようになり、いろいろとアドバイスしてくれるようになりました。
そうなるとますます面白くなります。そして何より患者さまに喜ばれます。今は、診療がとにかく面白いんです。
なぜ、入れ歯を元気なうちに作ったり、調整したりしなければいけないのですか?
入れ歯が合っていない方たちが認知症になったり、あるいは脳梗塞などで身体能力が衰えたりした時に、その入れ歯は使えなくなります。元気なうちは合わない入れ歯でも自分が持っている身体能力で使いこなしていたのが、その能力が衰えるとたちまち使えなくなってしまいます。
わたしは往診でそういった方のところによく行きます。しかし身体能力が衰えた状態では、新しく良い入れ歯を作るのは非常に困難です。
60歳とか70歳とか、元気なうちに、しっかり歩けてしゃきしゃきしているうちに、いい入れ歯を作ったり、ちゃんと入れ歯の調整をしたりしておくべきです。
そうされた方はしっかりと食事ができ、人前でも大きく口を開けてしゃべり笑い、活発に生き生きと生活をされています。
寝たきりになってからでも、入れ歯は大切ですか?
ご自分に合った良い入れ歯があると、身体能力が衰えて寝たきりになった時でも、しっかりと入れ歯で食べることができます。寝たきりになった時の大きな楽しみのひとつは「食べること」ですよね。寝たきりの方のところへ往診に行くたびに、良い入れ歯があって食事をしたり話したりできる方と、一方で入れ歯が合わずに食事をおいしく食べられない方との差は大きいと感じます。
良い入れ歯を作りそれを使い始めてしばらくすると、しゃきっとします。最初はこんなに変わるのかと信じられない思いでした。問題なく噛めるようになると、頬がピンク色になり、元気になり、若返ります。
しかしご高齢の方にそう話しても、一部の方は「もう先は長くないから」とおっしゃって、新しく良い入れ歯を作ろうとはされません。やがて、そうおっしゃった方が車椅子で連れてこられます。もうその段階では歯科医としてできることも多くありません。そのたびに思います。
「ああ、あの時に、もうちょっと強く『新しく良い入れ歯』をおすすめしておけばよかったなあ」と。
インプラントではなく、ドイツ式入れ歯をすすめられるのはなぜですか?
インプラントをされる方は入れ歯がイヤだからインプラントをご選択されるのだと思います。
入れ歯の欠点は、「外れやすい」「バネが見えて入れ歯と知られてしまう」「痛くてよく噛めない」等ありますが、私のすすめるドイツ式入れ歯は外れず、見た目が自然で美しくよく噛めて、いわゆる入れ歯の欠点がありません。
またインプラントのように外科処置も必要ありません。全身状態の悪い人(糖尿病や骨粗しょう症など)でもOKです。取り外しが自分でできるために管理が簡単です。また修理も取り外せることから簡単です。そういった理由で、私はインプラントよりもドイツ式入れ歯をおすすめします。
より良い治療を提供するために、医院で工夫されている点はありますか?
より良い治療をするためには優れた医療機器が必要です。そのために優れた医療機器は積極的に取り入れています。
具体的には、今歯科の業界で3種の神器といわれているレーザー・マイクロスコープ・CTは随分前から取り入れています。
以前は痛む原因がわからず、時間をかけて何回も治療していたのが、今はこれらを使うことで、一目で原因が見えてすぐに対応ができるようになりました。患者さまにとっても治療回数が少なく痛みも少ない治療が可能となりました。
また歯科の業界は今、ものすごいスピードで進歩しています。その進歩に乗ってゆける様、常にアンテナを張り、研究会へも積極的に出かけて行っています。
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この度は当院にご関心いただき、誠にありがとうございます。
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